今回の記事はプログラミングとちょっと離れて、「投資」に関して書いていこうと思います。
私がなぜ投資に興味を持ったかというと、知り合いのフリーランス・経営者の方で株式投資をやっている方がいたからですね。
アベノミクス全盛期の景気の良い話、「委託先に向かう電車の中で何も考えずに先物に買いを入れるだけでその日の日給分稼いでしまった」みたいな話を聞きました。
最初は(当たり前ですが)全く知識がありませんでしたし、「FXで有り金全部溶かす」系の「負の極端なエピソード」をまとめサイトで見たこともあったので、「投資って本当に儲かるの?」と半信半疑でした。
たまたまイギリスEU離脱時にその方々と飲み会をしたのですが、全員エンジニアのはずなのに日経平均先物とポンド円の値動きについてまず話題に上がっていました。
幸い、全員笑い話で済ませるレベルの損失で済んでいたようで何よりでしたが。。。
もしかしたら、その後の日経平均急落に合わせて先物の売りを仕掛けて爆益を出していたかもしれません。
ちなみに、私はイギリスEU離脱が確定し、ロンドン市場が開く直前にユーロ円で売りを入れていました。
しかし、ユーロ円は大底をついた状態でそれ以上下がることはなく、思惑とは反対に多少ユーロが上がり結局-8000で損切りしました。。。
後から値動きを見ていると、国民投票の結果確定前にユーロ・ポンドは落ちきっていて(離脱派優勢のニュースが流れてから一気に急落)、離脱確定後にさらに落ちることはなかったわけです。
自分でポジションを持ってみて気づいたことですが、もっと勉強しなければならないなと。
とはいえ、特に知識がない状態から専門書を読み漁るのもしんどいと思ったので、何か良い書籍はないか?と池袋のジュンク堂を歩き回って、
- マンガでわかるマンガでわかる株式投資!女子高生株塾
にたどり着きました。
本シリーズは全部で二冊から構成されています。
「マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾」は、投資をする上で基本的な知識を漫画でわかりやすく説明しています。
まず、株価がどのように動くのか、需要と供給の考え方について。
株式配当、バリュー投資、グロース投資、PER、PBR、IPO、信用取引など基本的な用語と知識についても漫画ならではの具体的な例を挙げながら説明されています。
ストーリーとしては、最後に、大口投機家とのグレーな投機勝負を描いて一巻は終わりとなります。
「株、FX、世界経済がマンガでわかる!新女子高生株塾」こちらはFX、世界経済に関しての内容が多めとなっています。
世界経済の動向の見方、そして世界経済に連動して動く為替の値動きについての解説がメインです。
最後の大勝負も今回はFXです。前回同様、ややグレーなマネー・ゲームの側面も描かれていて面白い。
ちなみに二冊ともかなり「活字の量」が多めです。
とはいえ漫画そのもののストーリーが明確なので、それほど苦痛だとは感じませんでした。
これを読むだけで株で○○億!というわけではないですが、より専門的な書籍を読むベースの知識がインプットできます。
また、経済動向にも明るくなるので、「マンガで学んで」損はしないと思います。