技術の進化早すぎなJavaScript界隈ですが、また新しいツールが出たようです。
公式を見る限り、すげー早くてすげー安全ですげー信頼できるパッケージ管理マネージャっぽいです。
「はぁ、また新しい形式の設定ファイルの書き方を覚える必要があるのか… 」と触ってみる前は思っていたのですが、どうやらpackage.jsonを使うのでyarn特有の設定ファイルは必要ないっぽい。
確かに、npm installでbabelとか依存関係ありまくりのツールを入れようとすると結構遅い(待ち時間は集中力を奪う)ので、ちょっと試してみることにします。
インストール
MacならHomebrewで入ります。
brew install yarn
brewコマンド終了後、使っているシェルの設定ファイルに以下を追記し、シェルを再起動します。
export PATH="$PATH:`yarn global bin`"
コマンドで
yarn --version
を実行してバージョンが表示されれば、正しくインストールされています。
使ってみる
package.jsonを作る
npm initで今まで作っていたやつですが、yarnでは
yarn init
で作れます。
npm initと同じく対話型のQAにいくつか答えるだけでpackage.jsonの原型が作成されます。
依存モジュールを入れてみる
npm installで以下のように書いていたところを
npm install babel --save-dev
yarnでは以下のように書きます。
yarn add babel -D
※yarnコマンドとnpmコマンドの互換表が公式から提供されています。
詳しく知りたい方はこちら
これを実行するとnode_moduleにbabelとその依存関係にあるモジュールがインストールされます。
試してみるとわかりますが、 npm installよりもかなり早いです!
移行コストもあまりかからないようですし(これが設定ファイルを新しく書かなければならない、ということになれば使うのを躊躇しましたが、前述の通り新しい設定ファイルの記述は必要ありません)、これから積極的に使っていこうと思います。