「はじめてのRuby on Rails 5」を読んで、サンプルコードの写経をしました。
Ruby on Railsは、2016年7月に5系の正式バージョンがリリースされました。
この書籍は11月5日に発売されましたが、Rails5系ではおそらく日本語版で一番早い書籍かと思います。
内容としては、Rails自体のインストール~簡単なサンプルアプリケーション作成、後はRails5で追加されたActionCableまわりの解説となっています。
Rubyの言語仕様自体への言及がほぼないのは驚きました。
自分でコードを書かなくてもScaffoldを駆使してWebアプリケーションが作れてしまうのは良いですね。
SpringBoot+ES6使っているとbuild.gradle周りでハマったりとか、webpackやgulpの設定でハマって時間を無駄にする場合があるので、最初から基盤が決め打ちされていることはメリットとしても捉えられると思います。
注意点として、本書籍の開発環境は
- Windows
- サクラエディタ
が前提になっています。(Rubiestはマカーが多い印象でしたが…)
Macで開発する場合は、微妙な環境依存の不具合でハマる場合があるので注意しましょう。
それにしても、Rubyは書籍の出版がかなり少ない印象を受けますね。
ジュンク堂にいっても未だにRuby1系の書籍がコーナー中央付近に置かれていたりとか。
内容はそれほど濃くはありませんが、その分短期間で読み切ることができますし、コードの写経で雰囲気がつかめてきたりするので、初学者の方にオススメの書籍です。